戦略は大事です

70年代、スポ根全盛の時代から日本人は必殺技が大好き。
でも現代スポーツの世界では、技の開発や鍛錬と同じぐらいに、情報収集と戦略も大事ですね。

羽生君を金メダルに導いたオーサーはその指導力だけでなく、戦略面においても非常にすぐれた手腕を見せています。
バンクーバーではオーサーが指導する(当時)キム・ヨナ選手が金メダルを取りましたが、あれは、綿密に練り上げられた作戦によって勝ったのだと思っています。

いくつか例を挙げてみると、

●練習拠点をカナダのトロントにおいたこと。
これにより、ホームと同じ環境で五輪本番に臨むことが出来た。
ちなみにカナダは韓国系の移民が多く、バンクーバー大会時には多くの韓国系住民も大挙して応援に訪れたらしい。

●技の難易度より、完成度と表現力にウエイトを置く採点の傾向を読み切った演技構成。
バンクーバー大会当時は、ミスに極端に厳しく、成功率の低い大技に挑むより、そこそこ高いレベルの演技を完璧に美しく滑った選手が有利になるような採点基準でした。
実際、ヨナ選手は技術点だけでなく、GOEとPCSでも高い得点を上げています。

余談ですが、このバンクーバー大会。男子では4回転を飛ばず、パーフェクトな演技をしたライザチェックが優勝しました。
彼は4回転を飛ばない事で皇帝プルシェンコから批判されたりもしましたが、今思えば、批判すべきだったのはそんな、大技にチャレンジしにくい採点基準にしていたISUの方だったかもしれませんね。

ただ、彼はずっと「あの時4回転飛ばずに金メダル取った人」って言われちゃうんだろうなあ。
ソルトレークのヤグディンも、トリノのプルシェンコも、そしてソチの羽生君も4回転飛んで優勝してますからね。

●北米でウケる曲の採用。
SP:007のテーマ(イギリス映画だけど北米でも人気が高く、世界的な知名度もある)
FS:G.ガーシュウィン(アメリカ)の「ヘ調の協奏曲」

等々。。羽生君の金メダルについても演技構成や選曲等、本当によく考えられているなあと思います。

なーんてことを、仕事が超忙しくて毎日ちょっとずつ記事書いてたら、女子のフリーの日が来てしまった(汗)
昨夜のSPは日本代表の3人娘が揃ってミスをしてしまうという、大変厳しい内容になってしまいましたね。。
もうすぐFSが始まりますが、彼女達にはとにかく自分のために、スケートを心から楽しんで滑って欲しいと願うだけです。

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テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

2014.02.21 | Comments(0) | Trackback(0) | スポーツ

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