やっと見てきました。

シン・ゴジラと同じく、小難しくて長い台詞に付いていくのが大変でしたが😅、オリジナルへの深いリスペクトが感じられました。
庵野さんは今回は監督でなく企画・脚本での参加ということからでしょうか。
シン・ゴジラほど庵野色は強くなかったように思います。
昭和ウルトラマンの基本プロットを大きく変えることなく、舞台を現代に置換えているのですが、あのオマージュのオンパレードには思わずニヤっとさせられますね。
もちろんCGを随所に使いつつ、リアルタイム世代にはお馴染みの効果音やBGMはそのまんま。お約束のあのシーンもね。
そしてオリジナル同様、社会・政治風刺もチクリと。
あ、どうでもいいけど役名すらない竹野内豊がエライかっこ良かったな〜w
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画
2022.06.05
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私は岸恵子さんの著書「ベラルーシの林檎」で初めてベラルーシという国名を知りました。
「ルーシ」はロシアの古名で「ベラ」が白の意味。
ソ連邦時代は白ロシアと呼ばれていた国です。
「ベラルーシの林檎」は1993年発行なので、ソ連邦から独立してまもない頃ですね。当時話題になっていたので本のタイトルだけは知っていましたが、読んだことはありません。
現在の東欧情勢を予見するような内容もあるらしいので、探して読んでみようかな。

ルーシといえば、「ポーの一族」の新シリーズに登場するファルカが確か「紅ルーシ」の出身という設定だったのを思い出し。
調べてみると、ロシアのウクライナ侵攻開始から毎日その名前を聞く、ウクライナ西部のリヴィウ周辺からポーランド東部にまたがる地域に存在した公国のことだったようです。

テーマ:本の紹介 - ジャンル:本・雑誌
2022.03.21
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※この記事は2018年に下書きし、そのまま投稿し忘れていたものに少し追記しました。
NHK BSで放送された「司馬遷と武帝」を見てから司馬遷がマイブームです。
とりあえず入門書的なものから読み始めているところですが、ふと昔読んだある本の事を思い出しました。
その本は子供の頃何度も読み返すほど好きな本でしたが、買い与えてくれた母が他界しているため、タイトルも著者もわかりません。
しかし現在はインターネットという便利なものがある時代。
覚えていた主人公の名前「小甲」「小乙」「伯夷」「叔斉」でキーワード検索してみると、知恵袋で同じ本を探している質問者がおられまして、書名が「漢字ものがたり」、著者が藤堂明保、というところまで分かりました。
現在は絶版になっていて入手は難しそうですが、大阪市の中央図書館にあることが分かったので、さっそく借りてきました。

今は全国の図書館の蔵書を一括して検索出来る便利なシステムもあるんですね〜。
ちなみに大阪市民になって二十余年。初めての利用です。
史記の「伯夷列伝」と「殷本紀」をベースに脚色とフィクションを加え、さらに主人公の兄弟が文字(漢字)を考えていくという設定をとって、漢字の成り立ちを説明しています。
子供向けに分かりやすい表現にしてあるものの、この本には「文字はすべての人のための、真実を記録するための道具であり、決して権力者が自分の都合のよいように事実をねじまげたり、嘘を流布するためのものではない」というテーマが一貫して流れており、まるでフェイクニュースやプロパガンダ的なものが蔓延している現代に警鐘を鳴らしているかのようです。
「単語家族説」
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10160705050
「あれ?そういえば殷代のお話なのに表紙が万里の長城じゃん?」と思ったら、中国文学全集の他の巻も同じ絵を使っているらしい。
そりゃあ音韻学の偉い先生がそんなところを間違う筈はないよね(^^;
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2022.03.13
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時代考証の観点から、織田信長の居室にあってよいものはどれでしょう?
1 望遠鏡
2 剥製
3 地球儀
昨年のことですが、会社が所属している業界団体主催イベントで、こんなクイズから始まる大森さんの特別講演を拝見しました。
大森さんは数多くのNHKドラマやドキュメンタリーで時代考証をされている方で、この本は大森さんが長年かけて蓄積された考証ネタをまとめたものです。

大森さんもおっしゃってましたが、時代考証は雑学の宝庫。
私のような歴史好き&雑学好きには堪らん内容です。
さて、冒頭のクイズ。
答えは2と3です。
望遠鏡は17世紀の発明なので、戦国時代には絶対登場してはいかんそうです。でもなんか、ゲームか映画で戦国時代の武将が望遠鏡覗いてる画を見たことがあるような?🤔
また、地球儀も信長の時代のものにオーストラリア大陸が描かれているとNGなんだとか。(オーストラリア大陸が西洋に「発見」されたのも17世紀になってから)
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2022.03.04
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2010年スケートアメリカ。高橋選手のSP「マンボメドレー」
日本の男子スケーターのイメージを一新したとも言える高橋君。
振付を担当したシェイリーン・ボーンがそんな彼の魅力を最大限に引き出した、競技会であることを忘れてしまうようなプログラムです。
こんなに男の色香ムンムンでセクシーな「マンボメドレー」を滑りこなせそうなスケーターは、シングルでは高橋君以外に思い浮かばないなあ。
キャンデロロやランビエールやヤグディンも艶っぽかったけど、ここまでじゃないもんね。
ミーシャ・ジーも絶賛した圧巻のステップシーケンスは何度見ても見飽きない。
最近でもショーで披露することがあるようなので、自身も気に入ってるんでしょうね。
高橋君がスケート始めた頃は、「男のくせにフィギュアスケートやってんの?」なんて言われたこともあったらしいけど、彼や羽生君が活躍したことでそんなこと言う奴は日本からはいなくなったのでは?(笑)
ちなみに羽生君がシニアに上がってきた時は、「うわ〜、頭が小さくて手足が長い。日本にもついにこんなダンスール・ノーブル的な(バレエで王子様役を任されるダンサー)男子スケーターが出てきたのかー」と、また別の意味で感慨深かったなあ。
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2022.02.06
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